資格

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取得できる資格

デジタル社会に不可欠なITリテラシーが身につきます。例えば、インターネットやプログラミングなどの基礎知識・技術、データ分析の専門知識、データから価値を抽出して利活用する能力等です。また、組織や社会の問題解決のために論理的に考察する力、妥当性を判断する力、それを表現する能力等も養われます。

データサイエンティスト検定

一般社団法人データサイエンティスト協会によって実施されるデータサイエンス系検定の1つです。2021年9月に第1回目が実施された比較的新しい検定で、数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)の知識やスキルが問われます。データサイエンティスト検定のリテラシーレベルで問われる知識は、「新人データサイエンティスト」または「アシスタント」のレベルに相当します。とはいえ、技術者と現場をつなぐ重要な役割を担うことができ、さらなる専門性を身につける大切なフェーズです。
試験範囲は、大きく分けて「データサイエンス」、「データエンジニアリング」、「ビジネス」の分野に分かれており、細かくは、統計数理基礎、データ加工やデータクレンジング、データ分析、特徴量エンジニアリング、データの活用など、さまざまな知識やスキル を広くカバーしています。とくに数値を読み解く力、短時間で計算をし、その結果から結論づける力が試されるのが特徴です。

社会調査士

社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向、社会事象等をとらえることのできる基礎能力を有する「調査の専門家」であることを証明する資格です。
一般社団法人社会調査協会が指定する標準カリキュラムに対応した科目を在学中に履修し、同協会に申請すれば、卒業時に資格が取得できます。福祉系、社会系、経営系などの様々な分野の学生が取得しています。大学3年次に「社会調査士(キャンディデイト)」を取得し、就職活動に活かすこともできます。福祉分野での仕事(福祉サービス向上のための調査・分析など)をはじめ、公務員職・一般企業での各種調査・分析・報告書作成等の事務仕事に広く役立つ資格です。

ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する経済産業省認定の国家試験です。
パソコンやインターネットを使うのが当たり前の時代。今後、ますますIT関連の人材不足が加速すると言われています。そこで、技術者だけではなく幅広い層に正しい知識が必要であることから、2009年4月に新設されました。Iパス(アイパス)とも呼ばれ、過去5年間の受験者数は年間8万人(2022年現在)を超える人気資格です。
ITパスポートの試験範囲は、ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3つの分野です。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ICTや情報処理の分野の国家試験として数十年の歴史をもつ「情報処理技術者試験」の区分の一つです。情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するために経済産業大臣が行っている国家試験なので、基本情報技術者試験は、その名の通り、情報処理技術に関する基本的な知識・技能を有していることを国が認定するものと言えます。
試験要綱では、基本情報技術者試験の対象者像を「ITを活用したサービス,製品,システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」と説明しているように、主にプログラマーやシステムエンジニアなどのICT関連企業や部門に勤めている人のうちシステム開発の経験が浅い人、あるいは今後それらに従事しようとする人をメインターゲットとした試験です。業界では古くから「ITエンジニアの登竜門」として認識されており、情報処理について学んでいる学生や新卒でIT関連企業に就職した人がまず合格を目標にします。特に大手のシステム開発会社では入社後2~3年目までに合格が義務付けられていることがあります。