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2020年度松山東雲こども教育実践研究センター研究助成報告会

2021年3月19日(金)2020年度こどもセンターの研究助報告会を実施しました。
 子ども又は地域の課題に対して、今年は3つの研究班が立ち上がり、以下のテーマについて、ご報告いただきました。今年度はいずれの研究班も、現在の幼児教育・保育業界が抱える重要なテーマに取組みました。この1年は、アンケート用紙の回収時期を変更しり、ヒアリング方法をオンライン面接に切り替えるなど、ICTを活用するなど、研究方法の工夫についても様々な取り組みがあったようです。
 こどもセンターの2年目の研究助成の仕組みの成果として、学科専攻を横断した協働研究体制はもとより、松山市、県内の保育士の職能団体、現役保育士の参画、他大学の研究者等との共同研究体制を構築できたことです。報告会には松山市保育幼稚園課の共同研究者が同席くださり、「保育士の本来の仕事のやりがいや保育士としての専門職の誇りを再認識できる新たな教育方法の開発につながった」との現場からの評価と共同研究の価値について、今後の励みになる、ありがたいコメントいただきました。まさに、こどもセンターがめざす使命に一歩近づくことができました。
 今後も、本学の有する研究・教育の社会資源を活かした、地域課題の改良に寄与できるよう推進していきます。ご協力くださいました共同研究者の皆様に心から感謝を致します。

研究班➀
テーマ「幼児対象の対話型鑑賞における保育者のファシリテーションスキルの有用性について
ー保育者のコミュニケーションスキルとしての相互作用管理能力に焦点をあててー」 
主任研究員:山本 斉(松山東雲短期大学保育科教授)

研究班②
テーマ「新しい時代に向けた職員研修の在り方について」
主任研究員:岡田 恵(松山東雲短期大学保育科講師)

研究班③
テーマ「コロナ禍における保育士の就業の実態とそれらが個人及び組織に及ぼす影響の解明
―アフターコロナ時代における保育士のさらなる活躍のためにー」
主任研究員:桐木 陽子(松山東雲短期大学副学長、現代ビジネス学科教授)