食物栄養学科
入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)
知識・理解・技能(知識・技能)
求める学生像
- 食や健康・栄養に関する専門的な知識や技能を身につける意欲がある。
- 食や健康・栄養について深く学び、人を理解し、社会生活の中で人々の健康を支えたいと考えている。
求める学習歴
- 学修に必要とされる高等学校等の基礎的な知識と学習能力、主体的学習態度を有している。
思考・判断・表現(思考力・判断力・表現力)
求める学生像
- 知的好奇心が旺盛で、広い視野から課題を多角的に捉え、知識を活用して創造的に課題に取り組む意欲がある。
- 他者とのコミュニケーションを通して、自らの考えをまとめ、適切に伝えようとする姿勢がある。
求める学習歴
- 課題を決め、探究的に学んだ経験がある。
- 情報収集した結果をまとめ、それを発表した経験がある。
関心・意欲・態度(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)
求める学生像
- 栄養士の仕事に関わり、生涯学習する意欲がある。
- 他者との協調・協働を通じて自己成長を図り、主体的に物事に取り組み、目的を達成しようとする姿勢がある。
求める学習歴
- 食や健康・栄養に対して興味・関心を示し、常に知識の向上への欲求を持ち続けている。
- 他者と協力して、正課あるいは課外活動に積極的に取り組んだ経験がある。
卒業の認定に関わる方針(ディプロマポリシー)
本学は、教育理念と教育目的に基づき、所定の期間在学し、所定の単位を修得し、学生が卒業時までに身につけるべき3つの能力(知識・理解・技能、思考・判断・表現、関心・意欲・態度)を備えた人物に短期大学士の学位を授与する。
知識・理解・技能
1. 食や健康・栄養に関する専門的な知識・技能を修得し、創造的に活用することができる。
2. 幅広い教養と豊かな人間性を身につけ、人々の健康を支援できる。
思考・判断・表現
3. 食物や栄養を取り巻く情報を収集し、確かな視点に基づいて分析を行い、状況に応じた判断ができる。
4. 他者の意見を尊重し、自らの考えや意見を適切に表現することができる。
関心・意欲・態度
5. 生命や健康に関する社会問題に関心を持ち、自ら課題解決に向けて取り組むことができる。
6. 病院、福祉施設、学校、事業所、行政など地域や組織における栄養士の役割を理解し、他職種の人々とも継続的に協調・協働できる。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)
ディプロマポリシーを実現するための教育内容として、体系的なカリキュラムを編成します。この教育を実現するために、カリキュラムの構造を分かりやすく履修系統図として明示します。さらに教育の質を継続的に改善していくために、客観的な評価制度を設けます。
教育内容
- 共通カリキュラムは、「知の礎」、「社会と共に学ぶ」、「ライフデザイン」、「伝え合う力」の4つの領域で構成し、幅広い分野の学びに触れて興味・関心を広げ、専門的に身につけた知識や技能を生涯にわたって活かすために必要な科目を配置します。
- 栄養士必修科目では、「人体の構造と機能」、「食品と衛生」、「社会生活と健康」、「栄養と健康」、「栄養の指導」、「給食の運営」の6領域に区分して科目を配置します。
- 専門基礎分野では、栄養士に必要とされる基礎的な知識と技能の修得を図ります。
- 専門分野では、専門基礎分野における学修をもとに、より高度な専門知識、技能、態度を総合的に身につけ、問題発見、解決能力を育成します。
- 専門実践分野では、栄養士としての職業観を身につけ、栄養の指導や給食の運営を行うことができる能力を育成します。
- 専門関連科目では、将来の進路や自らの関心に合わせた科目を学び、食物、栄養、生命、健康等を取り巻く情報や課題への関心を持つことができる能力を育成します。
- 2年間にわたるカリキュラムを通して、他者と協働しながら人々の健康実現を支援できる食のスペシャリストとしての力を育成します。
教育方法
- 「共通カリキュラム」と「専門科目」における「専門基礎分野」「専門分野」および「専門実践分野」を体系的に編成し、教育課程系統図やカリキュラムマップなどを用いた履修指導を行います。
- 講義、演習、実験・実習等を適切に組み合わせた科目編成により授業を展開し、主体的で深い学びを促すために、アクティブラーニングやPDCAサイクルを取り入れた教育を積極的に展開します。
- ディプロマポリシー到達度評価シートを用い、学期ごとに学生が自身の学修成果を振り返る機会を設けます。さらに、次学期の学修目標・計画の設定ができるよう、一人ひとりに応じた学修支援を行います。
学修成果の評価
- 学修成果は、各授業科目の成績評価、単位取得状況、GPA、資格取得状況、ディプロマポリシー到達度評価シートなどにより、総合的に評価します。
- 成績評価については、教育内容および教育方法に応じた適切な評価方法・基準を用います。また、公平性、客観性、厳格性を保つため、多元的評価が可能なルーブリックを積極的に活用します。