松山東雲こども教育実践研究センター

松山東雲こども教育実践研究センター

学長挨拶:松山東雲こども教育実践研究センターがめざすもの

保育者養成に50年を超える歴史と実績をもつ松山東雲女子大学・松山東雲短期大学は、2018年に松山東雲こども教育実践研究センター(愛称「こどもセンター」)を開設しました。

社会の変化に応じて子どもを取り巻く環境も変化し、保育および教育現場では多様化する課題に対し適切な対応ができる質の高い保育者・常に向上する保育者が求められています。

こどもセンターでは、これらの時代のニーズに応えつつ、「こども」を軸に、様々な課題解決に取り組んでいきます。本学の人的、物的な総力を結集し、また、地域住民・行政・企業等の多様な関係者との連携・協働による新たな価値や活動を創発するような子育ち・子育てに関する地域の拠点をめざします。今後とも皆さま方のお力添えをいただきながら、運営して参ります。

事業概要

リカレント + 幼児教育・保育実践支援

こどもセンターでは、「保育の学び直し講座」や幼児教育に関する現代的な課題・最新の話題をテーマとするセミナーを開催し、現職保育者や卒業生のリカレント教育、研修をします。

研究事業としては、様々な分野を専門とする本学教員による共同研究だけではなく、地域の幼稚園や保育園、児童福祉施設等の現場との共同研究及び地域住民、行政、企業等との協働事業や研究にも取り組みます。「こども」を軸に、様々な側面から地域の幼児教育・保育実践を支援し、地域や社会の課題にも取り組みます。

スキルアップ支援 + キャリア支援

こどもセンターでは、現職保育者のスキルアップ支援だけではなく、センター事業への参加を通して、現役学生にも授業以外の学びの場を提供し、継ぎ目のない長期的な支援も行い、地域の幼児教育現場に質の高い保育者を輩出したいと考えています。

こどもセンターでは、「保育の学び直し講座」や幼児教育に関する現代的な課題・最新の話題をテーマとするセミナーを開催し、現職保育者や卒業生のリカレント教育、研修をします。

研究事業としては、様々な分野を専門とする本学教員による共同研究だけではなく、地域の幼稚園や保育園、児童福祉施設等の現場との共同研究及び地域住民、行政、企業等との協働事業や研究にも取り組みます。「こども」を軸に、様々な側面から地域の幼児教育・保育実践を支援し、地域や社会の課題にも取り組みます。

松山東雲こども教育実践研究センター開所 記念講演会

2019年2月9日に200名近くの東雲学園につながりの皆様にご参集いただきまして、松山東雲こども教育実践研究センター開所記念講演会を開催致しました。学内外の子どもや子育て家庭、地域の子育て力向上の拠点として、愛されるセンター運営を目指し「こどもセンター」という愛称でご紹介をさせていただきました。また、開所を記念いたしまして、元松山東雲短期大学保育科の吉村真理子先生に記念講演をしていただきました。

教育実践①人材育成のプログラム開発とリカレント教育(現任者向け)

こどもセンターでは、保育業界の人材育成のニーズをとらえ、職能団体と情報共有を図りつつ、保育士養成校の特性を生かした、初任者研修、管理者研修、キャリア継続支援研修を企画していきたいと考えています。

教育実践② 産・官・学との協働+講師派遣(現任者向け)

こどもセンターでは、保育業界の人材育成のニーズをとらえ、職能団体と情報共有を図りつつ、要請をいただいた場合、各種研修会の講師として本学の教員を紹介しています。 2019年度には、保育及び幼児教育に関する各種職能団体にて講師を務めました。また、地域の幼稚園・保育所・その他の児童福祉施設の園内研究および研修支援、現任者の研究実践結果の発表・公刊についても支援致します。園内研修においては、講師派遣だけではなく、テーマや研修内容や研修の進め方など企画の段階から、話し合いを行い、園の現状に応じた研修のもち方についてもお手伝いをしております。

実践研究・競争的資金獲得のための研修会

2019年7月4日(木)に 講師として愛媛大学の立入哉先生を招聘し、「科研申請に採択される申請書の書き方」を教職員で受講しました。本学のSD委員会と共催にして、より良い実践研究に取り組むために、自立した研究活動の基盤整備の確保のために、改めて学び足しをする、とても貴重な機会となりました。

実践研究①地・産・官・学による共同研究+学内外の研究資源との協働

こどもセンターでは、本学の人的・物的資源を最大限に活かし、学内外の研究資源と実践研究を進めて参ります。共同研究を行うための研究助成事業、研究結果の報告会、研究結果の公刊・提言を行っています。2019年度は、第1回こどもセンター研究助成事業として「幼児期における5領域の総合的な指導法に関する研究ーVTC(ビジュアル・シンキング・カリキュラム)導入の有用性の検証を通してー(研究代表者 山本 斉 ・協同研究者 友川礼 ・ 松山市保育幼稚園課)を採択しました。松山市立久米保育園のご協力をいただき、保育士が行う幼児を対象にした鑑賞教育の実践の効果について取り組んでおります。

実践研究+地域協働事業への参加

2019年9月27日 桑原まちづくり協議会の10周年記念行事にて参加し、地域の課題とその課題に向けての地域の取り組みの実践報告を共有させていただきました。会にご出席された地域の方々にこどもセンターの事業紹介をさせていただだきました。

【4K】たうんニュース2021年3月「松山東雲こども教育実践研究センター 2020年度研究助成報告会」

「コロナ禍における子ども支援力向上シンポジウム」