人文科学部 心理子ども学科 地域イノベーション専攻

人文科学部 心理子ども学科 地域イノベーション専攻

地域社会やビジネス現場をデータサイエンスの視点で捉え、さまざまな課題の解決策を導き出す力を身につけます

地域イノベーション専攻では、さまざまな視点で社会を捉え、データサイエンスの手法を用いて社会的価値の創造ができる女性人材を育成します。実際に地域が抱える社会課題は何なのか。愛媛県との連携により、地域社会に入り込み、自分の目で見て肌で感じ、対話をとおして課題を明らかにします。

ここに注目!

文系ベースで数学が得意でなくても大丈夫

データサイエンスに必要なバックグラウンド(数理・情報など)を一から学ぶことができます。誰もが理解を深められる授業を展開し、1年次から始まるゼミナール「学びの基礎」においても教員がしっかりとサポートしていきます。

地域に学び、地域の明日について考えます

実際に地域が抱える問題、課題は何なのかを発見し、その課題の解決策を見出す力を学びます。地元が好き、地元に貢献したい、地元で働きたい!そんな思いを持っているあなた。データサイエンスを用いて地域を活性化させる力を身につけましょう。

企業や自治体と連携したプロジェクト学習!

実際に現地を訪れ、地域経済や人の動きがどう活性化しているのかを調査します。地域活性化への阻害要因と促進要因について「フィールドワーク」の中で探っていきます。

学びのポイント

1.「データサイエンス」×「社会」×「ビジネス」

「データサイエンス」と「社会」「ビジネス」領域の学びをかけ合わせることで、デジタル技術を活用した社会課題の解決やビジネスモデルの変革をめざすDX(デジタルトランスフォーメーション)が可能となります。文系・理系の枠組みを超えた柔軟な思考を身につけ、地域にイノベーションをもたらします。

2.1年次から始まるインターンシップ

地方公共団体や企業をはじめとして、デジタル人材やIT業界に興味のある学生向けインターンシップも充実。1年次から履修でき、幅広い仕事や業界を経験できます。また価値観の異なるさまざまな人との出会いにより自分のキャリアについて考えることができます。

3.地域イノベーション特別演習

地域イノベーション特別演習では、愛媛県との連携協定によるPBL(課題解決)型の授業を予定しており、自治体、あるいは企業等の実社会のデータに触れ、他者と協働し現場の課題を発見・解決する実践的な取り組みを予定しています。

4.数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)認定校

愛媛県内では愛媛大学、松山東雲女子大学、松山東雲短期大学の3校のみ。国が認めた大学レベルのデジタルスキルが学べます。

カリキュラム

 1年次
基礎を身につける
2年次
理解を深める
3年次 4年次
より専門的、実践的に学び、卒業研究につなげる
共通カリキュラム 
社会●社会学概論
●社会福祉入門
●地域福祉論
●ソーシャルワーク演習
●地域社会学
●社会調査論
●メディア社会論
●SDGsとグローバル社会
●社会調査法
●社会調査演習
●災害福祉
地域イノベーション特別演習



ビジネス●経営学総論
●簿記・会計
●マーケティング
●ビジネス法務
●観光ビジネス論
●企業分析演習
●広告論
●マーケティングリサーチ
●サービスマネジメント
●広告演習
●ビジネスデザイン演習
心理・コミュニケーション●コミュニケーション演習
●インターンシップ研修
●心理学概論
●発達心理学
●リーダーシップ論
●キャリア論Ⅰ
●キャリア論Ⅱ
●多文化コミュニケーション
●精神保健学
●多文化ビジネスコミュニケーション
●ファシリテーション演習
データサイエンス●データリテラシー
●情報リテラシー
●基礎統計学
●プログラミング演習Ⅰ
●データサイエンス入門
●データベース概論
●情報処理概論
●情報処理演習
●データサイエンス入門演習
●マルチメディア演習
プロジェクト学習●道後商店街のフィールドワーク ●愛媛県大洲市のフィールドワーク ●インターンシップ

開講科目PICK UP

メディア社会論

私たちが日々暮らしているメディア環境について改めて注目することで、それらの環境に包まれて生きざるを得ない私たちがそれらにどう対処すればいいのかを考えていきます。この科目では、メディア環境に対する批判的なまなざしを身につけることをめざします。

ファシリテーション演習

会議やミーティングを生産的かつ効果的にするための理論やスキルを学びます。小グループでの演習を中心に、進行役としてだけでなく参加者としてもファシリテーションマインドを発揮し、地域社会で活躍するための思考力と発言力を身につけます。

データサイエンス入門

数学・統計学・機械学習といった科学的な知識と、ITスキルとしてのプログラミング、さらに組織や業務に関するビジネスの知識を駆使して、大量のデータから有用な知見や結論を導き出すための基礎知識を学びます。

取得可能な資格

  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験
  • 統計検定データサイエンス基礎
  • 社会調査士資格
  • 社会福祉主事任用資格
  • 生活相談員任用資格
  • 認定絵本士
  • レクリエーション・インストラクター

活躍が期待される分野

デジタル人材は、あらゆる分野でデータ活用の重要性が高まっており、今後、さけては通れない企業のデジタル化に向け、幅広い分野、さまざまな職種での活躍が期待されます。

情報通信業(IT)

金融・保険業

マスコミ

製造業

社会インフラ事業

卸売・小売業

教育業

公務員