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お知らせ 2025.07.23
卒業生から学ぶ“自分らしい起業” 現代ビジネス学科で特別講義を実施
7月7、14日の現代ビジネス学科の授業「現代社会と経済」において、創業や複(副)業をテーマに、小さく始めて長続きする(Small & Sustainable)ための可能性を考え話し合う特別講義が行われました。本プログラムは、株式会社ライフキャリア製作所および松山しごと創造センターとの共催で実施されたものです。
7日の講師には、本学食物栄養学科を卒業された永野麻実さんをお迎えしました。永野さんは現在、「紺碧」という完全受注制の栄養バランスのとれたお弁当店を運営しており、家庭や子育てと両立しながら、無理のないスタイルで事業を継続されています。お弁当は子育て世代のお母さんたちに大人気です。また、栄養士としての専門性を活かし、地域の高等学校の部活動の選手やプロ野球独立リーグ・愛媛マンダリンパイレーツの選手向けに、栄養バランスの整ったお弁当を提供されるなど、地域に根ざした取り組みが注目を集めています。
授業では、本学に社会人入学した背景や、起業に至るまでの経緯、持続可能な働き方への想いなどについて、担当教員との対談形式で語っていただきました。また、学生には夢を持つことの重要性や世の中で本当に大事なことは「タイパやコスパじゃない」ということもお話しいただきました。
学生たちからは、「起業のハードルが下がったように感じた」「自分のライフプランを考えるきっかけになった」といった感想が多く寄せられ、起業や副業を身近なものとして捉える機会となりました。
14日の授業では、担当教員や株式会社ライフキャリア製作所および松山しごと創造センターのスタッフと3人ごとにわかれた学生グループで、小さく始めて長続きする事業案を3名の各人の興味関心・できること・人脈などから考えました。「ネイルサロンに関する情報を共有できるアプリ」を作りたいなど学生ならではの実現可能性の高い事業案が発表されました。




