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しののめ保育・幼児教育講演会「こどもと 絵本と」を開催しました

12月2日(土)に保育・幼児教育講演会「こどもと 絵本と」が開催され、約90名の方にご参加いただきました。

講師は「絵本専門士」の渡部 愛さんです。

「絵本専門士」とは国立青少年教育振興機構が認定する、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家です。
(本学が養成する認定絵本士の上位資格です)

元公立図書館の司書で、現在は、絵本を使ったワークショップやブックトーク、絵本講座など多方面で活躍されています。

講演会の前に、認定絵本士の資格を取得した子ども専攻の学生によるペープサート劇が行われました。
演題は「浦島太郎」。
大きなセットと紙人形の動きに子ども達は自然と前方に集まって観ていました。

本講演で渡部さんにご紹介いただいた絵本は
『おふくさんのおふくわけ』
『そらのおふろやさん』
『うまかたやまんば』
『もじもじこぶくん』など。

絵本から広がる笑顔、言葉のリズムを楽しむ、子どもの好奇心と冒険、などそれぞれの絵本に込められたメッセージを教えてくださいました。

子どもにとっての絵本とは、安心できる大人が一緒に読むことで、存分にその世界を冒険できるものだそうです。
「まだ見ぬものとの関わり」がいっぱい詰まっているのが絵本。
このような体験を子どもたちといっぱいしてほしい。
「どうぞ こどもたちに えほんを」と、渡部さんは締めくくられました。

参加した方からは「大人も絵本を楽しめるのだということがわかった」「すぐにでも絵本が読みたい」など、感動の声がありました。