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保育科:泥団子作り

2019.06.05

保育科の「人と環境」という授業で、今回は「泥団子」を行いました。「大学の授業で泥団子?」と思われるかもしれませんが、そこには子どもの成長に関わるたくさんの要素が含まれています。例えば、泥団子の臭い。最初は泥の臭いですが、乾燥するにつれて泥団子の臭いも次第に変化していきます。同じように、触覚も最初と最後では全く異なります。それ以外にも視覚、聴覚も泥団子では使用します。また、物を大切にする気持ちや物に思いを込めることも学ぶことができます。1時間近く触り続けた泥団子は途中から我が子のように愛おしくなるのですね。
でも、そんな泥団子ともお別れがきます。割れてしまったり、片づけの時間が来てしまったりするのです。そこで最後に学ぶのが喪失感と次への意欲です。どれだけ大切にしていても壊れてしまう、無くなってしまうという経験、そしてそれを乗り越えて次への活力とする経験、こうした小さい経験をたくさん味わうことが、子どもたちにもいずれやってくる大きな喪失感を乗り越える糧となるのですね。
一見すると子どもの遊びというのは、意味のないものと思われてしまいますが、実際には人が成長していく上でとても重要な学びが含まれているのです。
このように授業では体験を通して「遊びを科学」することを学んでいます。

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